10月29日と30日、車山高原ではフランス車の祭典、フレンチブルーミーティング(以下FBM)が行われる。
フランス車といえば、昔はヘンテコな形の車が多かった。 今はデザインが国際的になって、アクはなくなりつつあるけれど、やはり国産の車とは少し違ったデザインのクルマたちである。 代表的なメーカーはシトロエン、プジョー、ルノーだ。
ふだんこの辺にフランス車はあまり多くないけれど、この日に限ってはフランス車がワラワラとあらわれる。 それもさまざまな他県ナンバーのクルマがやって来る。
今日はシトロエンのDS、Xm、Ami、2CVを見た。 ルノーはカングー、プジョーはNEW406くらいかな。
実はこちらに引っ越してきたとき、10月のとある日曜日の午後になにげなくクルマを走らせていたら、山の方からすごいフランス車の集団が下りてきて、おどろいたことがある。(DSやBX、CX、4、5、205くらいの世代)
それが記憶に残っていて、その後フランス車の世界にどっぷりハマることになる。(プジョーの306セダン、406ブレーク、306カブリオレと乗り続けた)
今は卒業してしまったので、沿道でながめることしかできないけれど。
昔はネットの社会でフランス車の濃い輪が広がっていた。(SNS以前の話だ)
メーリングリストでショップやリコール情報、故障の相談などの情報交換をしていた。
その仲間でFBMのときにロッジを貸し切って泊まったことがある。バーベキューや宴会をして、クルマの話で盛り上がった。
その時以前から今まで毎年開催されて、今年で30回目を迎えるという。
昔は当日(日曜日)のパーキングパスが1000円だったのが今は2000円になっているのが残念だ。
今日明日は車山に向かう道でフランス国旗が掲げられている店がある。
FBMに参加する人々を歓迎するとともに、お得なサービスもあるのだ。
ともあれ、開催場所は標高1600mくらいの高地。防寒の装備だ必要だ。(ダウンジャケットや使い捨てカイロなど)