本記事は2020年6月19日に記述している。
活用の際には最新の情報を確認すること。

Raspberry Pi 4 ModelB が出て久しいが、未だに Raspberry Pi2 ModelB を
いじっている。

Raspberry Pi2 ModelB は有線のLAN仕様になっている。

しかし自宅の居間で広げるには、LANケーブルを長々とはわすのは

非常にジャマである。

近くのヤマダ電機で無線LANの子機を手に入れた。
(ELECOM製:WDC-150SU2MBK)



何も考えずに購入したのだが、エレコムのサイトに行っても、

Linux のドライバは用意されていなかった。

というわけでネットの海をしばらく漂って無事接続できるようになった。


の記事をを参考に設定してみた。

1.Raspbianの更新
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

2.ファームウェアの更新
rpi-update

3. Linux バージョンの確認
uname -a

調べたところ、今回のバージョンは
5.4.45-v7+ #1321
であった。

なひたふさんの記事によるとWDC-150SU2Mが搭載しているチップは、
RealTekのRTL8188EUSらしい。


4.ドライバダウンロード
ドライバのダウンロードのURLはFars Robotics のウェブサイトに変更になっている。
http://downloads.fars-robotics.net/wifi-drivers/8188fu-drivers/

OSのバージョンと同じ"8188fu-5.4.45-v7-1321.tar.gz"を選択してダウンロードする。


5.ドライバインストール
下記動作をLXTerminal で実行する。

・ファイルのダウンロード
wget http://downloads.fars-robotics.net/wifi-drivers/8188fu-drivers/8188fu-5.4.45-v7-1321.tar.gz

・ファイルの解凍
tar xzf 8188fu-5.4.45-v7-1321.tar.gz

・インストールシェルの実行
./install.sh

6.再起動
sudo reboot now

7.無線LAN子機の認識確認
lsusb

"ID 056e:4008 Elecom Co.,Ltd"が表示されていれば正常に認識されている。

2020-06-18-114717_1440x900_scrotb


とりあえずここまで。