本記事は2020年7月1日に記述している。
活用の際には最新の情報を確認すること。

Grove Pi+ は基本はんだ付けを必要としなくて、
各種センサを動作させることのできる、便利な
モジュールである。

いろんなセンサ類が用意され、コネクタに用意されたケーブルを
I2C接続することガ動作可能である。

今回はカラー表示できる、RGBバックライト液晶モジュールを
動作させようと思う。


1.GrovePi+ の接続
スイッチサイエンスのページにあるように、Raspberry Pi のUSBコネクタと

接触する恐れがあるので、裏面の当該部分にマスキングテープで絶縁しておく。


IMG_2417


raspberri Pi と GroovePi+ をピンがずれないように確認
しながら接続する。


2.GrovePi+ のインストール
Grove Pi+ のインストールはひょうろくさんのblogを参考にさせていただいた。

インストール後、I2C のアドレスを確認した。

$ sudo i2cdetect -y 1

GroovPi_1a


このように 04h に認識されている。


3.RGBバックライト液晶モジュールの接続
GrovePi+ の I2C-1 に RGBバックライト液晶モジュールを接続する。

i2cdetect を実行して、モジュールが検出されていることを確認する。

$ sudo i2cdetect -y 1


GROVEPi_3


4.テストプログラムの作成
テストプログラムには、液晶モジュールのライブラリをインポートする。

from grove_rgb_lcd import *

文字の表示には、setText コマンドを用いる。

setText("Raspberry Pi")

バックライトの色の指定には、setRGB コマンドを用いる。

色の順番はR(赤)、G(緑)、B(青)で、数値は 0~255の
間である。

数値は実際に光らせてみて、調整した方が良いと思う。

バックライトの消灯は、すべての値を"0"にする。

キーボード例外(Cntrl+C)を検出すると、文字を消して
バックライトも消灯するようにした。

LCD_TEST

5.実際に光らせてみる。




輝度が高くてうまく動画に撮れなかった。。。